QRコードで音楽を聞かせる方法
CDの「何で聞くの?」を解決する
CDを出しても「今の人って、これ何で聞くの?」と言われてしまう。ライブ物販で、名刺で、フライヤーで、その場で自分の曲を聞いてほしい。そんなとき、QRコードが答えになります。
音楽をやっている人なら、一度は突き当たる壁があります。
「CDを作ったけれど、今どき再生できる機械を持っていない人が多い
「ライブ物販で音源を渡したいけど、その場で聞いてもらう手段がない
「名刺やフライヤーに「曲、聞いてね」と書いても、結局その先にたどり着いてもらえない
これは、私たちローデンがワーナーミュージックとNFCミニCDのプロジェクトを進めたときにも、まさに直面した課題でした。物としては素敵でも、「じゃあ、これ何で聞くの?」というひと言で、体験が止まってしまう。ここを解くのが、QRコードです。
なぜ今「QRで聞かせる」なのか
CDプレーヤーを持たない人が増えても、スマホは全員が持っています。だからいちばん確実なのは、「相手のスマホで、その場で鳴らす」こと。QRコードは、そのための最短ルートです。印刷物にもグッズにも載せられて、カメラをかざすだけ。うまく作れば、聞いてもらうまでの手間をほぼゼロにできます。
ただし、「QRで音楽を聞かせる」と言っても、やり方は一つではありません。代表的な3つを見てみましょう。
QRで音楽を聞かせる、3つの方法
音楽ダウンロードカード(SONOCA・M∞カード・conca など)
カード型のグッズにQRを印刷し、読み取ると音源をダウンロード/再生できるサービス。物販グッズとしての所有感やデザイン性が魅力で、ライブ会場での手売りに向いています。一方で、カードの発注・最小ロット・納期が必要で、サービスによっては再生に専用アプリやダウンロードが要ることもあります。「しっかりした物販商品を作る」用途向けです。
音声QRコード生成ツール
音声ファイルをアップロードするとQRを作ってくれる無料〜有料のツール。手軽に作れるのが利点です。ただ、読み取った先がそっけないダウンロード画面だったり、無料プランだと期限や回数制限があったり、自分のブランドが出せないことが多い。「一時的に配れればいい」なら十分ですが、作品として見せるには物足りない場合があります。
Play Note(URL+QRを発行して、ブラウザで即再生)
音源をアップロードするとURLとQRコードを発行。読み取った相手はアプリもログインもなしに、その場でブラウザ再生できます。カードの発注もロットも不要、思い立った日にすぐ用意でき、URLは恒久的。しかも再生ページはあなたの作品ページとして見せられます。「デジタルで、すぐ、アプリいらずで聞かせたい」に最適です。
早見表:あなたに合うのはどれ?
| 重視すること | ダウンロードカード | 音声QRツール | Play Note |
|---|---|---|---|
| その場で・すぐ用意したい | △ 発注・納期 | ○ | ◎ |
| 相手がアプリなしで聞ける | △ 場合による | △ DLのことも | ◎ |
| あとから配り続けられる | ○ | △ 期限あり | ◎ |
| 物としての所有感・グッズ性 | ◎ | × | △ |
| 作品ページとして見せられる | △ | × | ◎ |
※ 「物販グッズを作り込む」ならカード、「今すぐ・手軽に・アプリなしで聞かせる」ならPlay Note、という住み分けです。
こんな場面で使える
ライブ物販・手売り
物販カードやステッカーにQRを刷っておけば、お客さんはその場でスマホをかざして試聴。「気に入ったら投げ銭・購入へ」という導線も作れます。
名刺・プロフィール
名刺の裏にQRを1つ。「私、こういう音を作っています」を、渡したその場で聞いてもらえます。言葉で説明するより速い。
フライヤー・ポスター・展示
紙面やパネルにQR。通りがかりの人が、その場で音に触れられます。展示やイベントの"音声ガイド"にも使えます。
QRと「かざすだけ」のNFCを、1つのURLで両立
同じ再生URLを、QRコードにもNFCタグにも載せられます。QRは「カメラで読む」、NFCは「スマホをかざす」。物販グッズ・カード・ポスターに両方を仕込めば、どんな人でも迷わず再生にたどり着けます。ローデンは特許取得の国内工場と連携した高耐久NFCの製造も手がけており、「物×音」を一体で設計できます。
「手間をゼロ」に近づけること。
CDが再生されない時代でも、音楽が届かなくなったわけではありません。届け方を、相手のスマホに合わせるだけ。QRコード一つで、あなたの音は「その場で鳴る」ようになります。